ルイ王子6歳に!家族写真で振り返るキャサリン皇太子妃のファッション 計算されたリンクコーデやパンツの種類に合わせた着やせコーデも

2024年4月23日に6歳の誕生日を迎えたウィリアム皇太子とキャサリン妃の第3子、ルイ王子。今年に入ってから公の場に姿を現していないキャサリン皇太子妃は、2024年3月23日にソーシャルメディアで動画を投稿し、自ら、がんであることを公表した。キャサリン皇太子妃の体調が影響してか、これまで誕生日の時期に写真がインスタグラムに公開されていたが、今年はルイ王子の写真は公開されなかった(4月24日現在。25日にキャサリン皇太子妃が撮影した写真が公開)。昨年は、戴冠式などルイ王子と共に出席したイベントが盛りだくさんだった。そこで昨年のルイ王子とのファミリーフォトをプレイバックしながら、キャサリン皇太子妃のファッションを振り返る。

【写真30枚】キャサリン皇太子妃、がん公表時のボーダーファッションやタイトなスキニーパンツ姿、

5歳の誕生日に公開した親子写真 ボーダーは定番アイテム

昨年、5歳の誕生日にインスタグラムで公開された写真では、キュートな笑顔のルイ王子を乗せた手押し車をキャサリン皇太子妃が押していた。このとき、キャサリン皇太子妃が着ていたのは白とネイビーのボーダーのトップス。キャサリン皇太子妃のパンツのカジュアルスタイルの際によく組み合わされる定番の柄だ。

2019年5月7日、夏に開催されるヨットレース「キングスカップ・レガッタ」のローンチイベントに出席した際にも、パンツにボーダーという組み合わせで登場したキャサリン皇太子妃。ネイビーと白のボーダー柄セーターに、ウエスト部分はタイトで脚の部分は余裕がある、Wボタンがついたマリンパンツを合わせていた。

また、2017年4月にメンタルヘルスに対する偏見をなくすための取り組み、「ヘッズ・トゥギャザー」のヘッドバンドをつけた写真が公開された際にもパンツとボーダーのトップスという組み合わせだった。

ボーダー柄は季節を選ばず、流行りに関係なく取り入れられるアイテム。キャサリン皇太子妃は、脚長効果が期待できるハイウエストのパンツにトップスをタックインするスタイルや、トップスをパンツの中に入れず、お腹周りを隠してすっきり見せるコーデなど、ボトムスの種類で着こなしを変えていた。

子供たちと体を動かすアクティビティではスキニーパンツでブーツイン

2024年5月に行われたチャールズ国王の戴冠式の最終日に、「ザ ビッグ ヘルプ アウト」と呼ばれるボランティアイベントが行われ、ウィリアム皇太子一家もアクティビティに参加した。キャサリン皇太子妃は体を動かすイベントにふさわしく、ブルーのシャツに、カーキーのパンツとショートブーツというコーディネートだった。

ハイウエストのスキニーパンツをタックインし、ショートブーツを見せるようにパンツの裾を短めにすることで、脚が長く、そしてすっきりと見えるスタイルに。子供たちと外で遊ぶときは、パンツの特性を生かし、スタイルアップ効果が叶う、カジュアルコーデを選んでいた。

カラーで統一感を出すファミリーでのリンクファッション

2023年6月、父の日にウィリアム皇太子と子供たちの4ショットが公開された。ルイ王子はブルーのセーター、ウィリアム皇太子は水色のワイシャツ、ジョージ王子は水色のチェックのシャツ、そしてシャーロット王女は水色の花柄ワンピースを着て、全員がブルー系のカラーで統一したさわやかなコーディネートだった。

ウィリアム皇太子一家の定番スタイルといえば、ファミリーで色を揃えるリンクコーデ。同年4月に、ルイ王子が初めて出席したイースター礼拝でも、家族全員がネイビーとブルーを基調としたコーディネートだった。

子供たちは、ブルーのレギンスやネクタイで、キャサリン皇太子妃のロイヤルブルーの「キャサリン・ウォーカー」のコートドレスとリンク。そして子供達のネイビーのジャケットやコートがウィリアム皇太子のスーツとリンクしていた。

3色で家族同士を繋げるリンクコーデ

昨年、12月25日のクリスマス礼拝に出席した際もブルーのコートドレスを着用したキャサリン皇太子妃。男性陣は白いシャツにネイビーのジャケットで揃えていたが、シャーロット王女はグリーンのコートで、1人だけ違う色合いのファッションだった。しかし、さりげなく、ウィリアム皇太子のネクタイとルイ王子のチェック柄のパンツがグリーンで、家族全体で見るとブルー、ホワイト、グリーンの3色でまとめた、リンクコーデになっていた。

クリスマス礼拝と同月の8日にロンドンのウェストミンスター寺院で開催されたクリスマスコンサートでも、ワインレッド、ホワイト、ネイビーの3色を使ったリンクコーデだったウィリアム皇太子一家。

キャサリン皇太子妃はロンドンにある仕立屋「クリス カー」のコート、「ホラントクーパー」のゴールドのボタンがついたハイウエストパンツ、「ストラスベリー」のバッグやヒールなど全てのアイテムをホワイトに揃えたワントーンコーデで登場。

男性陣のワイシャツがホワイトリンクし、ウィリアム皇太子のワインレッドのネクタイが、同色のシャーロット王女のコートとリンク。クリスマスカラーのレッドと雪を連想させるホワイトで見事なクリスマスのファミリーファッションを完成させていた。

家族が揃ったときには、統一感が出るように色を揃えるコーデをほぼ毎回、披露している。その見事なリンクコーデから、キャサリン皇太子妃のファッションセンスの高さがうかがえる。

3兄妹でユニオンジャックカラーを表現 王室のファッションで重要な色選び

家族のリンクコーデは公式の式典でも見られた。2023年5月6日、チャールズ国王の戴冠式で、ウィリアム皇太子のマントと同じネイビーの衣装を着たルイ王子。キャサリン皇太子妃とシャーロット王女は、共に「アレキサンダー・マックイーン」の白いドレスを着用し、父と息子、母と娘がお揃いのスタイルに。ジョージ王子は国王の付添人ペイジ・オブ・オナーという大役を務め、儀式用の赤いユニフォームを着ていた。

ジョージ王子の赤、ルイ王子の青、そしてシャーロット王女と、子供たち3人でユニオンジャックカラーで揃え、イギリス国旗を表現するという、戴冠式にふさわしいスタイルだった。

色に意味を持たせるファッションは他にもある。同年6月に開催された、チャールズ国王の公式誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」では、軍服を着たウィリアム皇太子に合わせ、子供たちが赤と白を取り入れたコーデだった。シャーロット王女は赤いリボンがついたワンピース、ジョージ王子とルイ王子は赤いネクタイに白シャツを着用。

キャサリン皇太子妃は、ひとりだけグリンカラーのコーディネートで登場。「アンドリュー・ゲン」のドレスと「フィリップ・トレーシー」のハットを身に着け、気品が漂うスタイリングだった。キャサリン皇太子妃はアイルランド近衛連隊の名誉大佐を務めており、同国を象徴するグリーンカラーを選んだようだ。

かつて、ダイアナ元妃が1986年に来日した際、日の丸をイメージした赤と白、ポルカドットのワンピースを選ぶなど、ロイヤルファッションの色には深い意味が含まれることがある。ウィリアム皇太子一家も、ファッションのカラーで“メッセージ”を表現していた。

クリスマスカードはモノクロ写真 シンプルなシャツでリンクコーデ

カラーを使って、家族の繋がりや、国のイメージを表現してきたキャサリン皇太子妃だが、昨年の12月に「2023年の私たち家族のクリスマスカード」とキャプションを添えて公開したファミリーポートレートは珍しいモノクロショットだった。

モノクロでも重たい印象にならないように家族全員が白いシャツで揃え、カジュアルさを演出するため、首元のボタンを外している。白いシャツの清潔感と統一感で、派手に着飾らなくても、スタイリッシュなコーディネートに。また、キャサリン皇太子妃とシャーロット王女はボーイッシュにならないようにロングヘアを下ろして、フェミニンさをキープ。カジュアルなのに上品という見事な家族写真だ。

昨年は、ルイ王子が初めて参加する行事があり、家族5人が並んだ姿も多く見られた。現在、がんの治療を受けているキャサリン皇太子妃。多くの人々が、1日も早く回復し、また家族が揃う姿を待ち望んでいる。

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