《天皇ご一家がご静養でリラックスコーデ》皇后雅子さまはカジュアルなロングカーディガン、愛子さまは鮮やかなペールブルーのワイドパンツをお召しに

2024年5月2日、天皇皇后両陛下と長女・愛子さまは、ご静養のため、栃木県塩谷郡高根沢町にある御料牧場に入られた。4月1日から日本赤十字社に嘱託職員として就職された愛子さまにとって、就職後、初めての長期休暇となった。ご一家は昨年4月にも、御料牧場に滞在されており、同牧場での春のご静養は2年連続となる。

【写真】愛子さま、水色のおしゃれなワイドパンツファッション(全身)を見る。雅子さまのロングカーディガン姿や天皇陛下とのリンクコーデなども

御料牧場にご到着 栃木県の知事らと笑顔でご挨拶

午後4時20分ごろ、天皇ご一家が御料牧場に到着し、出迎えた栃木県の福田富一知事らと笑顔で挨拶を交わされた。天皇陛下は「新緑もきれいですね」と言葉をかけられ、皇后・雅子さまは、「緑が今鮮やかで、きれいな空気を吸って」と笑顔で話された。

ジョギングをされているという天皇陛下に対し、出迎えた人のひとりが「ぜひこのきれいな空気の中で、ジョギングを楽しんでいただければと思います」と提案すると、愛子さまと雅子さまが「サイクリングも気持ち良いですね」と返されたという。

昨年、宮内庁が公開した、ご静養中の写真の中に、自転車で同牧場内を移動されているご一家の姿もあった。サイクリングは愛子さまが誕生される前から楽しまれていて、天皇皇后両陛下(当時は皇太子ご夫妻)が1997年11月に同牧場で自転車に乗られている写真を当時、宮内庁が公開している。

愛子さまが「(ジョギングを)続けられることが素晴らしい。走ったこともあるんですがなかなか定期的に続けられない」と静養中のアクティブティの話で盛り上がっていた。

カジュアルスタイルに着替えられ、牧場内を散策

到着した際は雅子さまはカジュアルなライトグレーのジャケットに白のインナーを合わせられた。愛子さまは白のカットソーに鮮やかなペールブルーのワイドパンツ姿。細めの白のベルトがおしゃれ感をアップさせている。そして午後5時半ごろ、牧場内を散策された際は、雅子さまはジャケットからロングカーディガンに着替えられていた。白のブラウスに首元のスカーフがさわやかなアクセントになっている。色の合わせ方は天皇陛下ともリンクしている。

愛子さまは白のカーディガンにオフホワイトのワイドパンツというコーデ。インナーはチェックのカットソーで、ゆったりした印象のファッションに。ご一家のリラックスされた雰囲気がお召し物からも感じられる。

昨年よりひと月遅い牧場での静養で、天皇陛下が「やっぱり1か月違うとね」と話されると、雅子さまと愛子さまが「緑が違う」などと、景色の違いについて話された。

御料牧場では、皇室行事で活躍する馬が飼育されており、雅子さまが馬に向かって手を振られる場面もあった。馬を見つけられた雅子さまが「しっぽ振ってる。見える? 去年より1か月くらい遅いから(子馬が)ちょっと成長しているの」と話されると天皇陛下が「やっぱり、全然違うよね」と答えられた。

昨年4月のご静養では、生まれたての子牛のもとを尋ね、生まれる直前に空に虹がかかったことから、愛子さまが「レインボー」と名付けられたという。

スポーツと動物が好きな天皇ご一家。体を動かされたり、動物と触れ合うなどして数日間のご静養を楽しまれたことだろう。

天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、2023年4月5日におよそ4年ぶりとなるご静養のため、栃木県高根沢町の御料牧場をご訪問。仲睦まじいご一家の様子は注目を集めました。そこで、皇后雅子さまのこれまでの春のご静養ファッションを振り返ります。

マルチカラーのニットベストで顔周りは明るく可憐な雰囲気に

1998年3月、葉山御用邸(神奈川県)の近くを散策される天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

雅子さまは、白のシャツに、裾のデザインが特徴的なニットベストをお召しでした。ボトムは黒のパンツで、靴もゴールドの金具がついたローファーという、アイテム的にはマニッシュなコーディネートですが、当時の雅子さまのファッションアイコンでもあるカチューシャが女性らしさを添えていました。

バイカラーのセットアップにバイカラーの小物を合わせてスタイリッシュに

1999年6月、ご夫婦で栃木県・日光市をご訪問。東武下今市駅に到着された雅子さまは、おしゃれなセットアップをお召しでした。

襟とカフス部分は白の切り替えになった、明るいグレーのセットアップは、襟が大きく小顔効果も抜群。靴やバッグもネイビーと白のバイカラーでそろえられ、フォーマルな雰囲気の中にもおしゃれなポイントが満載でした。

ロング丈ジャケットのネイビーのセットアップで妊娠中のご静養へ

2001年5月、那須(栃木県)にご静養に向かわれる雅子さまは、濃紺のパンツスーツに丈の長いジャケット姿でした。

このとき、雅子さまは妊娠中。背が高いこともあってかお腹はまったく目立たず、着られているものも特にマタニティウェアではありません。ネイビーのロング丈のジャケットはお腹もすっぽり隠れ、スタイリッシュそのもの。しっかりと安定した太めのヒール靴とバッグは黒でそろえられ、インナーは白を合わせるというベーシックカラーでまとめた装いでした。

ドット柄やバイカラーを取り入れた知的なモノトーンスタイル

2002年5月、生後5か月になったばかりの愛子さまを抱かれて、ご静養先へ向かう雅子さまを東京駅でキャッチ。

細かいドット柄のスタンドカラーの白のジャケットの下には、黒のワンピースをご着用。足元はバイカラーのパンプスで、ショルダーバッグもバイカラーになっていて柄物を取り入れつつの洗練されたモノトーンスタイルでした。イヤリングやブローチはゴールドで上品に華やかさを添えていました。

白シャツにゆったりめパンツを合わせたリラクシーなモノトーンスタイル

2003年4月、葉山御用邸近くの海岸に向かうため、お砂場遊びセットを手に持ち、愛子さまと手をつなぎ歩かれる天皇陛下(当時は皇太子)と雅子さま。

雅子さまは、白の襟付きシャツを第2~3ボタンくらいまで開けてラフに着られ、ボトムもややゆったり感のある黒のパンツをお召しに。足元も黒のフラットな革靴で、動きやすさも考慮したお散歩スタイル。首元にはゴールドの華奢なチェーンネックレスをお召しになり、ラフな中にもきちんと感を漂わせていました。

パンツスーツにブーツを合わせた颯爽としたスタイル

2008年5月、栃木県にある御料牧場へ。JR宇都宮駅に到着された雅子さまと愛子さまは手を繋がれて。

雅子さまは、濃いグレーのパンツスーツというきれいめスタイル。インナーはややピンクがかったハイネックのトップスをお召しになり、女性らしさをプラスされていました。足元はパンプスではなくブーツをセレクトし、スタイリッシュに。ブーツに合わせてバッグも黒でそろえられ、颯爽とした雰囲気でした。

ペールグリーンのジャケット×白で春らしさもさわやかさも満点

2015年5月、御料牧場に向かわれるご一家を宇都宮駅でキャッチ。

ご静養ファッションではパンツ率が高い雅子さま。淡いグリーンのジャケットを羽織られて、インナーには白のトップス、パンツはインナーよりもややクリーム色がかった白をセレクトされ、色味に少し変化をつけた上級テク。パンプスやバッグも白でそろえられ、寒色×白の爽やかコーデでした。

スモーキーカラーのセットアップにシアーなスカーフでエレガントさをプラス

2016年4月、ご一家で、東京・立川市の国営昭和記念公園で桜をめでながらご散策。

雅子さまは、スモーキーな色合いのパンツのセットアップをお召しでした。ジャケットのカフス部分はダブルカフスになっていておしゃれなデザイン。大きめのパールのアクセサリーや、柔らかい素材のフローラルプリントのスカーフをプラスされ、ほんのり甘さと華やかさが香るコーディネートでした。

春色ピンクのジャケットにお気に入りのスカーフで華やかさを底上げ

2018年5月の連休には、宇都宮駅経由で御料牧場へ向かわれました。

雅子さまはややショート丈のピンクのジャケットに、愛用のシャネルのストールを合わせたパンツスタイルでした。ペールトーンのピンクのジャケットに、同じくペールピンクのはいったストールを合わせられ、肌なじみもよく軽やかな印象です。バッグは、ジャケットと同系色を選ばれ、ボトムと靴はダークカラーの黒をチョイス。上は明るく、下は引き締めカラーで、メリハリのあるコーディネートでした。

雅子さまは、やはりパンツルックでした。爽やかなペールブルーのロングジャケットに、シアーなスカーフを首に巻かれ、春らしい色合いのスタイル。これまでのご静養ファッションでもボトムは黒をセレクトされることが多いですが、この日もボトムは黒のパンツに黒のフラットな靴をセレクト。爽やかな中にもメリハリが感じられるコーディネートでした。

2024-05-07T10:04:30Z dg43tfdfdgfd