歩くだけでも気になる【ギシギシ股関節のきしみ・つまり感】運動しやすい体になる「脚クルクル運動」

股関節は美容や健康のバロメーター

股関節は上半身と下半身をつなぐ大きな関節です。脚を動かすために働く関節ですが、ここの動きが悪くなると、腰や膝の関節が代わりに働いてしまいます。そこから腰痛や膝の関節痛につながることがあります。

股関節が動かしづらいと下半身太りにも

股関節が動かしづらい、痛みや違和感があると、余計に股関節を動かさなくなります。このことが原因でお尻やもも裏の筋肉が使われず、下半身に脂肪がついたり、必要以上にもも前の筋肉が張ってしまう原因にもなります。

このことからも、日頃から股関節を意識的に動かすことは健康面でも美容面でも大切となります。

股関節周りの筋肉をほぐそう

股関節はモビリティ関節といって大きく動かせる関節です。股関節の周囲にはたくさんの筋肉が付着しており、様々な方向に動かすことができます。

ところが、大半の人はこれらの股関節周囲筋をきちんと使えていません。筋肉がなまけてゆるんでいたり、負荷が集中して硬くなっていたりすると、筋肉のバランスが悪くなります。

改善のためには、周囲の筋肉をほぐす・動かして活性させることを心がけましょう。股関節の動きが良くなると、下半身痩せのトレーニングも効果が出やすくなります。

【脚クルクル運動】で股関節をなめらかに

立ったまま、スキマ時間でもできる運動を紹介します。この運動で狙うのは深層外旋六筋というお尻側にある筋肉です。骨盤と大腿骨をつなげ、股関節を外旋(外回し)させる働きがあります。

深層外旋六筋には、股関節を安定させる役割もあるります。反対にここが硬くなると、脚の動きが悪くなり、股関節そのものや周囲の痛みや違和感の原因につながります。しっかり動かしてスムーズに動く感覚を取り戻しましょう。続けることでお尻周りのもたつきなども改善が期待されます。

①脚を肩幅程度に開いてまっすぐ立ちます。

②片脚の膝を軽く曲げて、付け根から外側に開きます。その際は、太ももではなく、お尻の下部を使うことを意識しましょう。上半身は固定して動かないようにしましょう。

運動の詳細は以下動画からも確認いただけます

宇都宮明香

五感を潤すヨガ講師。大学時代に出会ったヨガを通じて「心と体の科学反応」の面白さにハマる。様々な分野の学びと実践を続けながら、目の前の方が日常にヨガを取り入れやすくするコツを提案している。現在は福岡を拠点にインストラクター育成講師として活動しながら、仲間と一緒にヨガスタジオ サントーシャを共同主宰中。プライベートは釣り好きの歴女。愛する夫や娘、友人たちのお陰様で好きなものだらけの生活を満喫している。

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