“子役出身女優”たちが選んだ車 アウディのセダンからSUVに乗り継いだJ・フォスター、リンジー・ローハンは18歳の誕生日にBMWでお出かけ

子役からキャリアを積み、大人になっても俳優として活躍しているハリウッド女優たちは多く、子役のイメージが強いあの子も、久しぶりに姿を見ると、その成長ぶりに驚かされることもある。なかでも大人になったと感じさせられる場面の一つがドライブをしている姿だ。運転は大人の特権であり、なおかつ自分が好きな車を選ぶこともできる。幼い頃から特別な環境にいた彼女たちは、どんな車を選んでいるのだろうか。“子役出身女優”たちの愛車を紹介する。

【写真17枚】J・フォスター、リンジー・ローハンらの豪華愛車を見る。ポルシェ、アウディ、BMWなど

ジョディ・フォスター|大女優はアウディのセダンからSUVに乗り換え

映画『タクシードライバー』(1976年公開)で13歳のときに娼婦の少女、アイリス役を演じ、全米映画批評家協会賞と英国アカデミー賞で助演女優賞を受賞している女優のジョディ・フォスター(61歳)。その後も、アカデミー主演女優賞などを受賞した映画『羊たちの沈黙』(1991年公開)や『パニックルーム』(2002年公開)など、名作映画の主演を演じている。そんな大女優であるジョディは、ドイツの自動車メーカー、アウディのセダンから、同じアウディのSUVに乗り換えるほど、同メーカーの車を気に入っているようだ。

例えばこんなシーンがキャッチされている。2013年10月、朝食のためビバリーヒルズへ出かけたジョディが運転していたのは、4ドアのセダンタイプのアウディ。その3年後の2016年10月、お出かけした際にも、屋根に2本のルーフレールがある、5ドアのSUVタイプのアウディに乗っていた。

アウディが人気の理由の一つは、デザイン性の高さ。シンプルながら、エンブレムとナンバーを大きく囲うような大きなフロントグリルや眼光が鋭いフロントライトなど、一目でアウディだとわかるような個性的なデザインだ。また、走行性能が高く、さまざまな路面の状態や市街地走行の日常使いからスポーツ走行までをサポートする、独自開発したクワトロシステムもある。

アウディはハリウッドで活躍する女優に人気があり、イギリスの女優、ナオミ・ワッツ(55歳)、エマ・ストーン(35歳)も乗っている。ちなみに、エマ・ストーンも前述のジョディのように買い替えの際、同じブラックのアウディをチョイスしている。一度選ぶと、他の車に“乗れなくなる”ほど、アウディは魅力的な車のようだ。

キルスティン・ダンスト|女優たちに人気のアウディ、グレイのSUVでランチへ

ブラッド・ピット(60歳)&トム・クルーズ(61歳)と共演した映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』(1994年公開)や、ロビン・ウィリアムズ(享年63)主演の名作映画『ジュマンジ』(1994年日本公開)など、子役時代から活躍してきたキルスティン・ダンスト(41歳)も、“アウディ好き”のようだ。

2015年2月、ランチへ出かけるため、キルスティンが運転していたのは、グレーのSUV。これはアウディのQシリーズ。ラインナップのQ2、Q3、Q5、Q7、Q8などの数字は車体の大きさを表している。

2021年6月に、2026年以降の新型車はEV(電気自動車)のみにすることを発表しているアウディは、かつてQ4を除く、5車種だったが現在は電気自動車の「e-tron」がある。ちなみに、日本で販売されているQシリーズの電気自動車は、2022年10月に日本で発売されたアウディ初のコンパクトSUVタイプの電気自動車「Q4 e-tron」、翌年の2023年3月に日本導入を発表された「Q8 e-torn」。

ハリウッド女優に人気のアウディ。近い未来、アウディの電気自動車を選ぶ女優はもっと増えていくかもしれない。

リンジー・ローハン|18歳の誕生日に乗っていたのは白いBMW

かつて、お騒がせセレブとして世間を騒がせていたリンジー・ローハン(36歳)も、13歳で映画『ファミリー・ゲーム/双子の天使』に出演していた元子役女優のひとり。

2003年には映画『フォーチュン・クッキー』、2004年には学園コメディ映画『ミーン・ガールズ』に出演するなど、ヒット作に恵まれたリンジーはさまざまな高級車をドライブしている姿を何度も目撃されている。

2004年7月、18 歳の誕生日に乗っていたのは、ドイツの自動車メーカー、BMWの白いセダン。運転がしやすく、高級感があり、日本でも人気のあるBMW。現在、日本で販売されているセダンは、「3シリーズ 」「5シリーズ 」「7シリーズ 」「Mシリーズ 」「プラグイン・ハイブリッド・モデル」電気自動車の「BMW iシリーズ」と種類が豊富。

コンパクトサイズの「3シリーズ 」は約574万円(税込・以下同)から、「3シリーズ 」より一回り大きい「5シリーズ」は約798万円(電気自動車は約998万円)、BMWのフラッグシップモデルで、ラグジュアリー・セダンである「7シリーズ」は約1598万円から購入が可能だ。その人のライフスタイルや好みに合った車を選べるのもBMWの魅力の一つだろう。

その後もリンジーは高級車を運転する姿がとらえられている。2006年8月に友人とピザを受け取るため、ツーシーターのオープンカー、ブラックのベンツ「SL65」を、2011年12月、妹とマクドナルドのドライブスルーに寄った際、ブラックのポルシェ「パナメーラ」を運転していた。テイクアウトのため、ベンツやポルシェを使うのは、かつてティーンから絶大なる支持を集めたアイドル女優だからこそできる、贅沢な高級車の使い方だ。

子役から成功したハリウッド女優たちの車を見てみると、アメリカ発祥のSUVが人気で、中でも、悪路を走るような本格派なSUVではなく、スタイリッシュで都会的な高級SUVを好むようだ。

2024-05-01T02:10:38Z dg43tfdfdgfd