40代・50代のむくみは頑固!むくみケアの新習慣で脚がひと回り細くなる【足揉み×ヨガ】

その「パンパン脚」体からのSOSかも

むくみとは、体の中の余分な水分や老廃物がうまく排出されず、皮ふの下にたまってしまう状態のこと。血液やリンパの流れが滞ることで起こりやすくなり、年齢とともに気になる人も増えてきます。特に40代以降はホルモンバランスの変化や筋力の低下により、むくみが起こりやすくなります。

むくみの主な原因

・長時間の立ちっぱなし・座りっぱなし

・運動不足

・塩分の多い食事

・冷えやストレス

・ホルモンバランスの乱れ

「いつものことだし」と見過ごしていると、冷え・疲労感・代謝の低下・セルライトの定着と、悩みが増えていく一方。だからこそ、早めのケアがカギなんです。

「足揉み×動き」のダブルアプローチ!

おすすめは、足揉み(リフレクソロジー)×ヨガのやさしい動きを組み合わせる方法。足の裏には全身の臓器につながる「反射区」があり、ここをやさしく刺激することで、内臓にもアプローチできます。血流やリンパの巡りがよくなり、むくみの改善にも効果があります。

意識したいのは「腎臓」と「ふくらはぎ」

腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を尿として排出する重要な臓器。この働きが弱ってくると、水分が体内に滞りやすくなり、慢性的なむくみへとつながります。

またふくらはぎの筋肉は第二の心臓と言われ、下半身の血液とリンパ液の循環に欠かせない場所です。この筋肉が長時間の座り姿勢や冷えなどでこり固まると、むくみにつながります。

むくみ解消!「簡単足揉み&ヨガポーズ3選」

自宅でできるむくみ解消のための簡単足揉み&ヨガポーズをご紹介します。すき間時間にできるセルフケアで、すっきり軽やかな脚を取り戻しましょう!

腎臓の反射区の足揉み

1.足の裏のひと差し指と中指のあいだから、かかと方向に向かって指を下ろしていくと、一番くぼんでいる場所が「腎臓」の反射区。そこに両手の親指を重ね、他の指は足の甲へ回す。

2,自重をかけながら、5秒間押す。左右5秒×3セット行う。

ふくらはぎをアプローチ

1.四つん這いになり、右足の甲を左ふくらはぎの上にのせる。

2.お尻を後ろに引いて体重をかけ、ふくらはぎに痛気持ちいい刺激を加える。左も同様に行う。

ダウンワードドックで足踏み

1.四つん這いから、両手を少し前に出してお尻を斜め上に突き上げ、ダウンワードドッグの姿勢に。

2.足踏みをするように片膝ずつ曲げてリズムよく動かす.。

 

美都くらら

宝塚歌劇団を卒業後、ヨガ・ピラティス講師へ転身。ヨガインストラクター養成講師として活動し、これまでに多数インストラクターを輩出。現在は独立し、心とカラダに寄り添う やさしいヨガ・ピラティスの時間 を共有したい想いで、都内を中心にヨガ・ピラティスレッスンを行っている他、セミナー、ワークショップ主催、企業研修講師や福利厚生ヨガ、雑誌・メディア出演など幅広く活動している。

2025-07-03T12:24:28Z