ボディラインの悩みは様々ありますが、女性が最も気になるのはウエストまわり、特に腰回りにつくぷよぷよとしたお肉ではないでしょうか。運動をしてもエクササイズをしてもなかなか落ちない原因の一つに腹斜筋が弱くなっていることが考えられます。
腹斜筋とは外腹斜筋と内腹斜筋と呼ばれる2つから構成されています。外腹斜筋は腹斜筋の表層部にある筋肉で肋骨の外側から骨盤上部にかけてついていて、主に体幹を左右に側屈させたり、捻じる動きに使われます。内腹斜筋は外腹斜筋の内側に位置しており、外腹斜筋の動きを補助する働きをしています。
腹斜筋はお腹の横側にある筋肉で、主な働きは体幹を左右に側屈させたり、捻じったりすることですが、私たちの日常生活の中ではなかなか腹斜筋を使う機会が少ないと言われています。運動不足などにより腹斜筋があまり使われなくなると、体幹が不安定になり、姿勢の崩れや代謝の低下につながることがあります。こうした要因が重なることで、腰まわりに脂肪がつきやすくなることも考えられます。
腰肉を撃退し、引き締まったウエストをつくるためには日頃から腹斜筋をしっかり使って目覚めさせることが大切です。今回はキツくないどころかむしろ気持ちいいのに効く!腰肉をスッキリさせるボディメイクヨガをご紹介します。
1)膝立ちの姿勢からスタート。右脚を横に広げ、両手は肩の高さに広げます。息を吸いながら左腕を持ち上げ、息を吐きながら体を右側に倒します。骨盤と肋骨の間のスペースをつくるように意識しながら5呼吸ほどキープしましょう。
2)息を吐きながら上体をもどし、次の吸う息で上体を左側に倒します。反対側の体側をしっかり伸ばしていきましょう。お腹の力が抜けてしまわないようにお尻のしっぽを床に向け、恥骨を胸の方に引き上げながら動き続けることがポイントです。5呼吸キープします。
3)息を吐きながら2)から上体を戻し、次は状態を右に倒したら両腕を耳の横まで持ち上げ、5呼吸キープします。両体側均等の長さでポーズをキープできるように頑張りましょう。気になる腰肉のあたりに刺激があるとOK!
津村早紀
営業職としてストレス過多で違和感を抱えながら働く日々の中で、ヨガを通して心のゆとりを取り戻し、自分の心に素直に生きる心地よさを体感し、インストラクターの道へ進む。現在は働く女性の「カラダを変えたい」&「ストレスフル」を解決すべく骨格矯正の要素を取り入れたボディメイクヨガとマインドフルネス瞑想を掛け合わせた【ナチュラルボディメイクヨガ】を考案。心と身体を両方バランスよく整え、しなやかな「自分軸」を育み、自分らしく生きる方法を発信している。オンラインや都内スタジオを中心に活動中。
2025-07-29T11:09:25Z