ほっそり太ももを目指して脚やせトレーニングをしてみたものの、逆に太くゴツくなってしまった経験ありませんか? それは、「使いすぎ」が原因かもしれません。
育児中の人の場合、お子さんを抱っこしたり、家事をしたりと、体は常に筋トレ状態といった場合も。ほかにも太ももが太くなる理由はあります。身体の使い方の癖から片脚重心になったり、腰や背中をそって前重心になってしまっていると、太ももの前が頑張りすぎていて負荷がかかります。太ももの前や横がパンパンにはなっている人は、このパターンかもしれません。
トレーニングよりもほぐして緩めてあげることに注力してみましょう。
どこかの筋肉が頑張りすぎて、どこかの筋肉がさぼっていると、骨盤のバランスが崩れ、太もものはりにつながります。
理想はそれぞれの筋肉が均等に支え合うこと。脚やせを叶えるためには、使いすぎている太ももをほぐして伸ばして緩める必要があります。
一方でもっと使ってあげたいのが、お尻と骨盤のインナーマッスルです。お尻の筋肉がゆるむと太ももに負荷がかかってしまうので、まずはお尻を使えるようにしていきましょう。特にアプローチしたいのが、お尻の1番大きな筋肉である「大臀筋」。大臀筋を鍛えることで、代謝アップなど全身やせにも嬉しい効果が感じられます。
そして骨盤のインナーマッスルを鍛えることも大事。骨盤のバランスが整い、身体の軸や姿勢が保たれることで、根本からのケアにつながっていきます。
産後ママさんはお医者さんからの運動許可が降りてからチャレンジしてくださいね。
①膝立ちになり、片脚を前に踏み込む
②脚の膝を曲げ伸ばしして、体を前後に動かす
③脚を入れ替えて反対脚も同様に行う
④床に座って両脚をまっすぐ伸ばし、長座の姿勢になり、脚の間を少し開く
⑤両手の親指を使って、太ももの付け根から膝上まで軽く押しながらほぐす
⑥両手で太ももの肉をつまんではなす動作を何度か繰り返す
①四つん這いになり、膝を上げてかかとをお尻に近づけおろす
②何度か繰り返し、反対脚も同様に行う
①四つん這いになり、膝を脇に向かって引き込み、戻す
②何度か繰り返し、反対側の脚も同様に行う
動画を見ながらチャレンジ!
岡本かなみ
ニコタイムズ代表。「世界中の赤ちゃんとお母さんをハッピーにしたい!」という想いから「ベビトレヨガ」を考案。産後ママの心と体のサポートと、赤ちゃん子どもたちの脳トレや身体作りに必要な動きを取り入れた親子が楽しめるレッスンを行う。全国とオンラインでレッスンやセミナーを開催したり、子どもの姿勢づくりをテーマに保育士研修や保育大学での講座、ベビトレヨガのDVDをリリースするなど幅広く活動。Instagram:@kanamiokamoto
2025-03-09T11:52:08Z