夜寝る時、一日の疲れが脚にきて、なんとなく重だるく感じ、なかなか寝つけない…なんてことはありませんか?
脚の重だるさやむずむず感は、血流の滞りや老廃物の蓄積によるむくみと関係することがあります。その要因の一つが、内転筋(内もも)の硬さや弱さです。内ももは、骨盤と股関節を安定させ、歩く・立つ・姿勢を保つといった日常動作で自然に使われる筋肉です。
しかし、座りっぱなしの時間が長い生活や、加齢による硬さや筋力低下によって、十分に働きにくくなることがあります。その結果、脚の内側の筋肉がうまく使われず、股関節まわりの循環が滞りやすくなり、下半身にむくみや重だるさを感じやすくなる場合があります。
内ももをほぐし、少しずつ使える状態にしていくことで、脚のだるさやむくみをやわらげるサポートが期待できます。
内ももの柔軟性がつくと、股関節の一部の動きや血流の流れがスムーズになりやすく、夜の脚の重だるさやむずむず感の軽減が期待できます。そして、内ももの筋力がつくと、骨盤や股関節の安定性が高まり、姿勢や歩きやすさをサポートしやすくなるため、脚のだるさが出にくい状態につながります。
今回は、夜の脚の不快感をやわらげ、眠りやすい状態をサポートする、壁を使って寝たままできる内ももリセット術をご紹介します。柔軟性と筋力を、無理のない範囲で少しずつ整えていきましょう。
<やり方>
1)仰向けに寝て、右脚を壁にかける。左脚は膝を曲げて足裏を壁につけ、腰まわりが床から浮かないように安定させる。
2)右脚を真上に伸ばしてかかとを90度に曲げ、脚をゆっくりと横に開く。内ももが心地よく伸びる位置で止める。
3)内ももの筋肉を意識しながら、開いた脚をゆっくり元に戻す。この動きを数回、無理のない範囲で繰り返す。
4)終わったら反対側も同じように行う。吉田加代子
オーストラリア・ブリスベン在住、東京都出身。日本とオーストラリアでの会社員生活を経て、2012年よりオーストラリアでヨガ講師としての活動を開始。ハタヨガやリストラティブヨガクラスの他、音響楽器シンギング・リン®を使ったサウンドセラピーも提供。ヨガや音の効果を活かして、クライアントの心身の健康をサポートしている。
2026-01-03T11:09:03Z