体を動かす習慣がある人もない人も大なり小なり硬さが出てくる場所、それが背骨です。特に背骨を反らせる、しならせる動きは歳を重ねるごとに硬くなります。昔は柔らかいと言われた人でも、ストレッチをしなくなるとすぐに硬くなるのです。
背骨を反らせることは極端に柔らかくする必要はありませんが、「気持ちよく反れている」という感覚があるくらいには柔軟性が欲しいです。背骨は前屈も後屈も両方できて初めて機能が発揮されます。背骨が硬くなると、姿勢が崩れやすくなったり、背中のこりが取れない、肩甲骨が動かない、腰痛になるなどの支障が出ます。
動かしつづけることで、しなやかになめらかに保たれる背骨。運動不足や背中の疲れのバロメーターと言ってもよいでしょう。今日ご紹介するストレッチで背骨をしっかりと動かし、快適な体になりましょうね。
1)四つん這いになります
2)お尻を引いて付け根を折りたたみます
この時、お尻をカカトにつけるようにしてください。背骨が床と平行になるように、背骨を伸ばしましょう。
3)背骨しならせストレッチ
付け根を伸ばして背骨をしならせるようにストレッチしましょう。付け根を無理に床につける必要はありません。背骨が反って、縮んでいる感覚を感じてください。ゆっくりと5回連続で行ってください。
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伊藤みなみ
日本女子体育大学を卒業後、ピラティスインストラクター/パーソナルトレーナーとして指導開始。バレエ歴25年。トレーニング指導歴10年。パーソナルトレーニングサロンitomii代表。企業での講師業やライブ配信も行っている。しなやかに動く体作りをモットーに、初心者でも無理なくできる・体が変わるエクササイズを発信中。
2025-03-12T12:08:15Z