股関節の硬さは以下のような要因で引き起こされます。
デスクワークやスマホ操作で長時間座り続けると股関節周りの筋肉が縮こまり、可動域が狭くなります。特に、太ももの前側(大腿四頭筋)や股関節を支える腸腰筋が硬くなりやすいです。
股関節は動かさないと固まる関節です。歩くことが少なくなったり運動の習慣がないと柔軟性が低下し、スムーズな動きができなくなります。
猫背や反り腰などの姿勢の崩れは骨盤の歪みを引き起こし、股関節の動きを制限します。特に、骨盤が後傾すると股関節が詰まりやすくなり、硬さを感じることが増えます。
腸腰筋、大臀筋、大腿四頭筋などの股関節を支える筋肉が弱くなると、関節がスムーズに動かなくなり、硬さを感じやすくなります。
股関節のつまり柔軟性がアップすると次のようなメリットがあります。
歩行時の可動域が広がり、歩行や立つ・座るといった動作もスムーズになります、また、ランニングやヨガ、ダンスなどのパフォーマンス向上にも役立ちます。
下半身の血流が良くなり冷えやむくみの改善につながります。
骨盤の位置が整い、姿勢が良くなることで腰や膝への負担が軽減し、痛みの予防につながります。
股関節の柔軟性を高めることで動きやすくなるだけでなく、体の不調の予防や改善にも役立ちます。座りっぱなしが続いた日は寝る前に今回ご紹介するエクササイズを行うと、ぐっすり眠りやすくなって疲労回復にも役立ちます。少しずつ股関節を緩めて、毎日を過ごしやすくしていきましょう!
<やり方>
1)両脚を伸ばして座る
2)右膝を曲げて左ももの上に乗せる
3)左手で右足、右手は右膝を持ち胸に引き寄せる
4)右足で横に大きな8の字を描く
5)反対回しもしてから左脚も同じように行う
▼ 詳しい動きを動画で確認したい方は、こちらからどうぞ ▼
mai
『ヨガ×好きなこと=笑って過ごす』をモットーに、誰かの好きなことに目を向けて、ヨガに触れる機会を広めています。ヨガとの出会いは介護福祉士として働き、家事も子育ても手を抜く事が出来ず体調を崩した時期。ヨガを続けることによって心身が安定することを体感し、生きづらさを感じているかたへヨガの魅力を伝えたいという思いで、インストラクターの道へ。ココロとカラダをゆるりとほどく柔らかいヨガで、日常を心地良くするお手伝いをしています。
2025-03-07T13:06:27Z