インド占星術では、多くの人が、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座から一つ手前の星座にずれます。星座の横に記載している日付を誕生日と照らし合わせて確認しましょう。
5月31日、蠍座で満月を迎えます。
牡羊座運行中のエネルギッシュな火星が影響しているため、とてもパワフルな満月図となっています。私たちの心の奥深く、潜在意識にまで強く訴えかけてくるような力強さがあります。この時期は、「大切な人のために自分ができること」や「社会への責任」、あるいは「人としての礼儀や誠意、本当の知恵」といった、ディープで温かいテーマにハッと気づかされる機会がありそうです。満月を迎えたあと、6月2日には幸運の星・木星が、8日には愛の星・金星が続けて蟹座へと移動します。ここから一気に「心や感情、繋がり」を重んじる「水のエネルギー」が盛り上がっていきそうです。
満月のナクシャトラ(※1)は、「アヌラーダー(※2)」です。友愛の神様であるミトラ神が守護しており、そのシンボルは「蓮(はす)の花」。泥の中に根を張りながらも、水面には凛とした美しい花を咲かせる蓮。その姿のように、「慌ただしい日常や厳しい現実の中でも、清らかに、誠実に生きる潔さ」を私たちに教えてくれています。アヌラーダーは、粘り強さや努力、大切な人へのコミットメントを意味する場所。身近な人や仲間のために、損得勘定抜きで心からの真心を尽くすような、純粋で温かい友愛のエネルギーに満ちた満月になりそうです。
※1(ナクシャトラ):インド占星術で使われる、月の位置をもとに区分される27の星宿。
※2(アヌラーダー):27ナクシャトラの中の1つ、支配星は土星、友愛と献身、忍耐や粘り強さをあらわすナクシャトラです。
次は6月15日新月の日にお会いしましょう!
31日の満月の頃、いつも以上にスピード感のある日々を過ごしている牡羊座さんですが、突然の出来事に見舞われて「一度立ち止まる」というタイミングが訪れるかもしれません。対人関係では、思わぬ行動をしてしまった人のフォローに回ることになったり、逆に「棚からぼた餅」のような予想外の嬉しい収入が舞い込んだりする可能性も。また、自分でも気づいていなかった「本音」にハッと気づかされるような、そんなきっかけが訪れそうです。こうした不意の出来事をきっかけに、あなたの心には熱い火が灯り、行動力が高まってきます。今のあなたはとてもエネルギッシュな状態。「自分で頑張って結果を出していくぞ!」という強い気概を持って、牡羊座さんらしく真っ直ぐ突き進んでみてくださいね。進めば進むほど、確かな手応えを感じられるはずです。
その後、6月2日に木星が、8日には金星が続けて蟹座へと移動します。火星の応援もあって、アクティブさはまだまだ健在ですが、ここから10月末にかけての大きなテーマは「自分の内側と向き合うこと」へとシフトしていきます。瞑想を始めたり、ヨガで身体の感覚に意識を向けて、じっくりと自分の心と身体を見つめる静かな時間も、ぜひ作っていってくださいね。
フリーの方は、「この気持ちを伝えたい!」「もっと動きたい!」という情熱がムクムクと湧いてきそう。もし気になる人がいるのなら、あなたの方から積極的に話しかけてみるのが大正解です。パートナーがいる方は、あれこれ楽しくリサーチして、相手が心から喜んでくれそうなデートプランを企画してみましょう。あなたのエスコートで、二人の仲がさらに深まりますよ。
この時期は、毎日のバスタイムをいつもより少し贅沢に、充実させてみてください。お気に入りの香りのバスオイルやバスソルト、入浴剤などを湯船に溶かして、ゆっくりとお湯に浸かることで、心も身体もリフレッシュできるでしょう。じっくり汗をかく半身浴もおすすめ。老廃物がすっきり排出されて、お肌の調子も安定してきそうです。
前回の新月に引き続き、エネルギーの星・火星があなたの牡羊座エリアを運行中です。これまで続けてきた運動習慣がある方は、ぜひそのままキープしていきましょう!「これから始めようかな」と思っている方は、思い立ったが吉日。ぜひ今日からスタートしてみてください。身体を動かすことでストレスが発散され、フットワークもさらに軽やかになっていきます。
「あ、これだ!」とピンときたことがあれば、迷わずすぐに行動に移してみましょう。その直感が幸運の扉を開けてくれます。
吉野まゆ
インド占星術師。2004年よりインド占星術を学び始め、研鑽を続けている。インド占星術による個人鑑定やインド占星術基礎講座、ホロスコープ読みの講座などを開催。2018年からはインドの暦パンチャンガ手帳の制作販売を行っている。
2026-05-30T21:09:07Z