インド占星術では、多くの人が、一般的に知られている西洋占星術の太陽星座から一つ手前の星座にずれます。星座の横に記載している日付を誕生日と照らし合わせて確認しましょう。
1月29日は山羊座で新月を迎えます。ナクシャトラ(※1)はシュラヴァナ(※2)、宇宙を維持する最高神であるヴィシュヌが支配し、シンボルは耳、学芸の神であるサラスヴァティとも関連が深いナクシャトラです。学識が高く、宇宙の真理を理解する力を持ち、親切で寛大、神聖な教えや知識を学び、知り得た知識や知恵を多くの人に伝えていくことが使命であり、外国とのかかわりも深いです。2025年の最初の新月、山羊座のど真ん中であり、学習の星水星と絡み、逆行木星&逆行火星の影響もある新月なので、理性的な判断に基づいて、決意を新たに現実的な力強い一歩を踏み出したいところです。
29日の新月は水瓶座のあなたにとっては、精神世界や無意識をあらわすハウスで起こります。直感力が高まりそうです。このころは理性よりご自分の直感、インスピレーションを信じて動くといいでしょう。また、土星が水瓶座を運行するのは3月29日までですので、この間は、これまで関わってきたこと、学んできたことの集大成的な時期と心得て、一つの区切りにすべく時間を掛けて取り組んでみましょう。ここは自己流でやるよりは、その道のプロのアドバイスに従ったり、セミナーに参加してみるのもいいでしょう。
2月11日に水星が水瓶座に移動します。このあたりからますますお尻に火が着いた気持ちになりそう、仕事も忙しくなってきて時間管理がますます必要になってきそうです。
恋愛に関しては、前向きに、というよりは過去を清算したり、お互いに別の道を歩むといった話になりそう。ここで一区切りつけて再出発すると新たないい出逢いがあるでしょう。交際中のあなたは、新規開拓のお店に食事に出掛けてみると思わぬ発見がありそう。
※1(ナクシャトラ):インド占星術で使われる、月の位置をもとに区分される27の星宿。
※2(シュラヴァナ):27ナクシャトラの中の1つ、支配星は月、耳を傾けること、学びや神聖な知識と関連の深いナクシャトラです。
美容に関しては、肌が敏感になってきていませんか、気になるようでしたら、皮膚科で相談してみましょう。ストレスが原因ということもあろうかと思いますが、コスメを無香料や低刺激のコスメに変えてみることで肌が改善していきそうです。
健康に関しては、消化力が落ちてきそう。たまには胃腸を休ませることが大事です。うどんやおかゆなど消化のいいものを食べるようにして、食事と食事の間は十分時間をあけて、充分消化されてから次の食事を摂るように心掛けてみましょう。
お香を焚いたり、アロマキャンドルに火を灯して癒しを。
次は2025年2月12日満月の日にお会いしましょう!
吉野まゆ
インド占星術師。2004年よりインド占星術を学び始め、研鑽を続けている。インド占星術による個人鑑定やインド占星術基礎講座、ホロスコープ読みの講座などを開催。2018年からはインドの暦パンチャンガ手帳の制作販売を行っている。
2025-01-28T21:05:21Z