サギのポーズでは、以下のエリアに集中的に伸びが入ります。
・ハムストリング(太ももの裏全体) ・坐骨まわり(骨盤の付け根) ・膝裏の硬くなりやすい部分 ・ふくらはぎ〜足首のつながり
脚を前方へ伸ばそうとすると、筋肉だけでなく筋膜のラインまで伸びていくため、単なるストレッチ以上の“深い伸び”が感じられるのも特徴です。
特に、坐骨に近いハムストリング上部は、前屈の深さや骨盤の動きに大きく関わる重要なパーツ。サギのポーズは、この部分にしっかりアプローチできる数少ないポーズのひとつです。
ハムストリングが硬いと、次のような不調や動きの制限が起こりやすくなります。
・前屈が深まらない ・骨盤が後ろに倒れ、姿勢が丸くなる ・腰痛を起こしやすい ・歩幅が小さくなり、動きが重く感じる ・足がむくみやすい ・階段で太もも前ばかり疲れる
太ももの裏は、日常生活でもスポーツでも「下半身の動きの土台」となる筋肉。ここが硬いだけで、骨盤の角度・重心・歩き方まで変わり、全身の疲れやすさにつながるのです。
サギのポーズ最大の特徴は、膝を曲げる・伸ばすの調整が自由にできること。そのため、硬さに合わせた“ちょうどいい負荷”で太ももの裏を伸ばせるうえ、姿勢が安定しやすく、ストレッチが深まりやすいメリットがあります。
さらに、
・伸ばす脚:ハムストリング全体にじんわり伸びを入れる ・座っている側:坐骨がしっかり大地に根づく
この二つが同時に起こることで、前屈タイプのストレッチの中でも、骨盤から脚へかけての伸びが効率よく伝わるのがポイント。また、足裏を両手で持つことで背中が丸まらず、筋肉の伸びを逃がさない“一直線の伸張”が作りやすいのも、柔軟性向上につながる理由です。
サギのポーズを習慣にすると、太ももの裏の硬さがやわらぎ、次のような変化を感じやすくなります。
・前屈がしやすくなる ・骨盤が自然と立ち、姿勢が整いはじめる ・歩幅が広がり、脚が軽く感じる ・腰の張りがスッとやわらぐ ・ふくらはぎや足首まで同時にスッキリ ・運動時の疲労が軽減し、パフォーマンスUP ・脚の後ろ側のラインがきれいに整う
柔軟性だけでなく、下半身全体の動きが軽くなり、立つ・歩く・しゃがむといった日常の動作まで変わっていくのがこのポーズの魅力です。
1) あぐらの姿勢で座ります。右膝を立て、両手右足の裏を持ちます。お腹と前ももをくっつけたまま、まずは脚を90度のところまで持ち上げます。
2) 背筋を伸ばしながらゆっくり右足のかかとを蹴り出し、前ももとお腹が離れない範囲でじわじわ腿裏をストレッチします。反対側も同様に行います。
HINACO
東京都出身。20代に入った頃、自身のことを気にかけていなかった生活から、ヨガを通して身体やマインドの変化を感じるようになり、オアフ島へ渡ってヨガの学びを深める。毎朝マインドフルネス瞑想やヨガを実践し、日々探究。“今“ある自分を最大限体験するようなヨガ、マインドフルネスを伝えている。(2021年ヨガフェスタ講師/マイプロテインヨガ講師/TODAYヨガスタジオにてレッスン開催中)
2025-11-26T11:54:16Z