朝の納豆に“ひとさじの酢”で腸が動く!ちょい足しで代謝UPと血糖コントロールが叶う「お酢納豆」

朝の納豆に酢をひとたらしする理由

納豆は発酵食品で腸内の善玉菌をサポートし、ここに少量の酢を加えると、酢の酸味成分である酢酸が血糖値の急上昇を抑え、内臓脂肪の蓄積を防ぎます。発酵食品同士の組み合わせにより腸内の善玉菌が活性化され、代謝やエネルギー消費もサポートされるため、朝からスッキリとした体の目覚めにもつながります。つまり、「納豆+酢」は腸内フローラを整えながら血糖コントロールも叶える理想的な組み合わせです。

朝食で実践するポイント

量はひとたらしでOK

納豆1パックに対して、酢は小さじ1/2程度で十分です。酸味が苦手な方は少量から試してみてください。

よく混ぜる

納豆のねばりと酢がしっかり混ざることで、味のバランスが整い、口当たりもなめらかになります。

他の朝食メニューとの組み合わせ

ごはんや雑穀米、豆腐、味噌汁などと一緒に食べることで、満足感もアップ。  特に炭水化物と一緒に摂ると、血糖値の上昇を抑える効果が高まります。

まとめ

毎朝の納豆にひとたらしの酢を加えるだけで、腸活、代謝アップ、血糖値の安定という嬉しい効果が期待できます。 手軽で食べやすく、冷蔵庫にある材料で実践可能な朝食アレンジ。 「腸と体の目覚め」を意識した朝の習慣に取り入れて、1日をすっきりスタートさせましょう。

注意点

・酢は小さじ1/2程度を目安に、摂りすぎないようにする

・胃腸が弱い方は、水や他の料理と混ぜて薄めるのがおすすめ

・糖尿病などの持病がある方は、医師に相談のうえで取り入れる

参考文献

厚生労働省「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0202-1a.html

文部科学省「食品成分データベース」糸引き納豆(一般成分表)

https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=4_04046_7

記事監修/亘美玲

管理栄養士。病院栄養士を7年経験後、食品会社で約15年間メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者として従事。2児の母で、自身の妊娠と出産、離乳食作りの経験から母子栄養の研究を重ね、産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座の活動を行っている。離乳食や調理の基本についてSNSでも発信をしている。

ヨガジャーナルオンライン編集部

ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。

2025-11-01T22:24:08Z