更年期の不調に米麹甘酒!江戸時代から伝わる“飲む点滴”の力とは|管理栄養士が解説

米麹甘酒は自律神経のバランスを整えるサポート役

紫外線、湿度、クーラーなど、内外の寒暖差は筋力が少ない女性にとって、それだけで疲労の原因になります。PMSや更年期による不調が出やすい「夏の始まり」に、米麹甘酒はやさしく心身を整えてくれます。

米麹甘酒と自律神経の関係

1|「心と体の疲労」を回復

甘酒が“飲む点滴”と言われる理由は、体だけでなく心の疲労回復にも必要な「ブドウ糖、ビタミンB群、アミノ酸」が黄金バランスで含まれているためです。

また、スピーディーすぎない回復がポイント。甘酒は低血糖状態から血糖値を緩やかに上昇させ、それをキープしてくれるため、腹持ちが良く感じられるのです。その結果、血糖値スパイクによる二次的な疲労やストレスを防ぎ、穏やかに回復できます。

すべて米からできており、ノンアレルゲン・ノンコレステロール。乳幼児から妊娠中の方、ご高齢の方まで、誰もが安心して飲めるやさしいドリンクです。

2|深いリラックス

甘酒に含まれるGABAには、副交感神経を優位にする働きがあり、緊張やイライラを緩和し、眠りの質を向上させます。

3|ホルモンバランスをサポート

甘酒に含まれるビタミンB6やナイアシンは、自律神経と深く関係する「女性ホルモン」の代謝に関わり、特にPMSや更年期の不調緩和に役立ちます。

4|冷え性対策

夏でも冷えすぎは、女性にとって大きなストレスに。発酵食品である甘酒は内臓をいたわり、代謝をサポート。冷やして飲んでも「冷やしすぎない」、うれしい夏の味方です。

肌にもいい!紫外線対策&美白ケア

甘酒に含まれる麹菌には、メラニン生成を抑える働きがあり、紫外線によるシミやくすみの対策に効果的。また、ビタミンB群が肌の代謝を促し、ターンオーバーをサポートします。

さらに、腸内環境を整えることで、肌の保湿力が高まることも研究で明らかになっています。

おすすめの飲み方

●トマト甘酒(ハーフ&ハーフ)|美肌・むくみ・ダイエットに

トマトのリコピン&ビタミンC × 甘酒のビタミンB群で美白効果を。トマトと甘酒でGABAもダブルチャージ。カリウムがむくみ対策に役立ちます。さらにトマトは血糖値の急上昇を抑えるので、ダイエット中でも安心。

  • 米麹甘酒 50ml
  • 無塩トマトジュース 50ml
  • レモン果汁またはリンゴ酢(適量)
  • オリーブオイル(お好みで)

●シナモン生姜豆乳ラテ(ハーフ&ハーフ)|リラックス&代謝アップ

更年期の症状緩和に有効な大豆イソフラボンが豊富な豆乳をベースに。精神安定に働くたんぱく質やマグネシウムも摂れるので、リラックスタイムに最適。シナモンと生姜で腸を温め、冷たいままでも冷やしすぎない。寝る前にホットにして飲めば、安眠のお守りドリンクにも◎。

  • 米麹甘酒 50ml
  • 豆乳 100ml
  • シナモン・生姜(お好みで)

●ブルーベリーリンゴ酢割り|抗酸化&リフレッシュに

ポリフェノールの抗酸化作用で、ダイエット効果も期待できるブルーベリーとリンゴ酢を加え、甘酒が爽やかに変身。水溶性食物繊維であるペクチンも豊富で、甘酒との相乗効果で腸内環境を整えます。

  • 米麹甘酒 100ml
  • 冷凍ブルーベリー(お好みの量)
  • リンゴ酢 大さじ1程度

いかがでしたか?

甘酒ビギナーの方にもおすすめ。甘すぎず、飲みやすくなるので、ぜひ一度お試しください。

「飲む点滴」で、夏を元気に乗り切りましょう!

松田 真紀

1972年、兵庫県生まれ。管理栄養士。日本抗加齢医学会認定指導士。アスリートフードマイスター3級。女子栄養大学卒業。株式会社バードワークス代表取締役。1994年、明治乳業株式会社入社。その後、電通など広告代理店勤務を経て、2014年、スポーツと健康に特化した「食プロデュース」を行なう株式会社バードワークス設立。自ら18才から15年以上20kgの体重増減、摂食障害に。苦しいダイエット生活の末辿り着いた、外食、コンビニ、レンチン、OK!ラクして食事を楽しむダイエットを提案する管理栄養士として300以上の施設団体など多方面で活躍中。著書『居酒屋ダイエット』(三笠書房)。趣味はトライアスロン、100kmウルトラマラソン、フルマラソン、全米ヨガアライアンス200習得中。

2025-06-30T11:38:55Z