春キャベツの特徴は、葉が柔らかく水分が多いこと。一般的なキャベツに比べて食べやすく、胃腸への負担が少ないのが魅力です。含まれる食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあります。また、ビタミンCやビタミンU(キャベジン)も含まれており、胃腸の粘膜を守るサポートも期待できます。「最近、胃腸が疲れている」と感じる方には、まさにぴったりの食材です。
新玉ねぎの辛味が少なく甘みがある理由は、水分が多く、成分がやさしいためです。この新玉ねぎに含まれる「オリゴ糖」は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内フローラのバンスを整える働きがあります。
さらに、硫化アリルという成分は、血流を促進し、代謝のサポートにも繋がります。腸内環境と全身の巡り、両方にアプローチできるのが特徴です。
春キャベツと新玉ねぎは、組み合わせることで相乗効果が期待できます。ポイントは「発酵食品」と一緒に摂ることです。おすすめの食べ方を3つご紹介します。
春キャベツはざく切りに、新玉ねぎはスライスしてレンジで軽く加熱。ヨーグルト、オリーブオイル、塩を合わせたドレッシングをかけてできあがり。食物繊維とヨーグルトの乳酸菌で優しく胃腸をサポート。
ざく切りにした春キャベツとスライスした新玉ねぎの上に鮭を乗せ、味噌、バター、砂糖を合わせたものをかけてホイルで包んで焼いてできあがり。鮭の良質な脂質(オメガ3)も摂れて腸内環境を整えつつ、免疫ケアにもつながるバランスのいいメイン料理に。
ざく切りにした春キャベツ、くし切りにした新玉ねぎと厚揚げをごま油で炒め、塩麹で味付けした食べ応えのある1皿。植物性たんぱく質なので胃腸に負担をかけずにたんぱく質を摂取できます。塩麹の発酵パワーとコクで一気に満足感が出ます。忙しい日の時短メニューとしても大活躍。
腸内環境は1日で劇的に変わるものではありません。大切なのは、無理なく続けられる形で日々の食事に取り入れることです。取り入れやすい旬の食材を活用して、体の内側から整えていきましょう!
【参考】
JAグループ(春・冬の旬野菜キャベツ)
JA堺市(タマネギ)
ライター/浅野いずみ
行政管理栄養士として保育園や老人ホーム等の施設衛生・栄養管理の指導に従事。その後フリーランスとして特定保健指導やダイエットプランナーとして個人の栄養や健康をサポートしている。食材の持つ力や組み合わせ、効果的な調理法についてのテーマを中心に、食べることが楽しくなるような執筆を心掛けている。
NS Labo(栄養サポート研究所)
全国の栄養士、管理栄養士をサービスパートナーとして、健康やダイエット、美容関連の商品開発や監修、講演やコラム執筆、メディア出演などウェルネス分野を中心に幅広く事業を行っている。また、2020年に「ウェルネスライフコーチ協会」を立ち上げコミュニティを通して健康貢献活動を行っている。
2026-05-03T21:39:20Z