寝つきが悪い夜に【ベットのなかでできる】クッションを使った”ゆだねる”ヨガポーズ3選

安眠にヨガが効果的な理由

なかなか寝付けない原因の一つに、自律神経の乱れが考えられます。

自律神経とは、私たちが生きていくために必要な呼吸・心臓の動き・内臓の働きなど、さまざまな活動を司るために働く神経。私たちの意思とは関係なく、24時間働き続けてくれています。

自律神経には交感神経と副交感神経とがあり、それぞれがバランスを取りながら働いています。

通常であれば、日中アクティブに活動している時は、交感神経が優位に。夜のリラックスタイム~就寝前は副交感神経が優位になります。しかしさまざまな要因により、就寝前に副交感神経のスイッチがオンになっていないことで、「なかなか寝付けない」「不眠」という状態に陥ってしまうのです。

就寝前のおすすめの過ごし方

よく眠るために、夜のルーティンを作り習慣にしてみましょう。

・ぬるめの湯船にゆったりと浸かる

就寝1時間半~1時間前に、ぬるめの温度のお風呂にゆっくり浸かりましょう。身体もリラックスモードになり、就寝時に温まった体温が下がることで、深い眠りに入りやすくなります。

・スマホやタブレット、PCは眠る1時間前までにシャットダウン

スマホやタブレット、PCのブルーライトを浴びると、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が妨げられてしまいます。また、インターネットやSNSの刺激により交感神経のスイッチがONになることも。

・ストレッチやヨガ・マッサージを行う

ゆったりとした呼吸とともにこわばった筋肉を伸ばしたり、ほぐすことで身体はリラックスモードに。血行が促進されることで疲労物質も排出されやすくなります。

はじめの一歩としてまずおすすめしたい方法が、「寝室にデジタル機器を持っていかない」ということ。眠る前にスマートフォンを見る習慣をやめるだけでも、入眠のしやすさは格段に変わります。できることから少しずつ、いつもの行動を自分を労わる方へと変えていきましょう。

おすすめのヨガポーズ

ここからはおやすみ前におすすめのヨガポーズをご紹介します。ベットの中でもできますので、就寝前のリラックスタイムにぜひお試しください。

チャイルドポーズ

①四つ這いの姿勢になり、両足はくっつけた状態でひざを開き、ひざの間~胸の下にクッションや枕を敷きます

②お尻をかかとの上に下ろし、両手を床に下ろしどちらかの頬をクッションに下ろします

両手をクッションの下に回し、抱きしめるような姿勢を取ってもOK

③深い呼吸とともに全身の力をすこしずつゆるめます

④30秒~心地よいと思う時間まで、ポーズを続けましょう

片足ワニのポーズ

①うつ伏せの状態になります。前腕を重ね、どちらかの頬を下ろします

②脚はマットに下ろしたまま、片方のひざを曲げわきの方に近づけます

③膝の下にクッションか枕を敷きます

④右腕を前に伸ばし、左手は右腕の下を通り、身体の右側へと移動させます

⑤30秒~心地よいと思う時間まで、深い呼吸とともにポーズを続けます

⑥ゆっくりと元のうつ伏せの状態に戻り、反対側も同様に行いましょう

ねじりのポーズ

①仰向けの状態になり、両ひざの間にクッションか枕を挟みます

②両腕は肩の高さに広げ、マットに下ろします。

③ひざを左側に倒し、可能であれば顔は右側へ向けます

④目を閉じて、30秒~心地よいと思う時間まで、深い呼吸とともにポーズを続けます

⑤膝と顔を中心に戻し、反対側も同様に行いましょう

 

chihiro

主に子育て世代の方々に向けて毎日を健やかに過ごすためのヨガやセルフケアをお伝えしている。コロナ禍の2021年に″おうちヨガを習慣にしながらママたちがゆるやかに繋がることのできる場が作れたら″という思いから「育児とヨガのオンラインサークルEn〈エン〉」をスタート。「ジャーナリング講座」「アンガーコントロール講座」など心を整えるための様々な講座も開催中。

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