気温差が激しく、自律神経も乱れがちになる初夏。その影響から胃腸が弱り、消化力も落ちやすく、お疲れ気味な人も多い時期です。そんな時におすすめな食材が、春から初夏の「新キャベツ」。キャベツに含まれる天然の「キャベジン」(ビタミンU)という成分には、胃の粘膜の修復をうながし、過剰な胃酸の分泌を抑えてくれる働きがあると言われています。また、キャベツは、美肌や免疫力アップが期待できるビタミンCも豊富な健康野菜。日差しの強くなる季節に、たくさん食べておきたいですね。
今回は、そんな栄養豊富な春キャベツのシャキシャキな食感を活かしたサクサクの春巻きをご紹介。生でも美味しいカニカマと合わせ、高温でさっと火を通す初夏のレシピです。
ざく切りで食感を活かした春キャベツと、ジューシーなカニカマの味わいがマッチ。加熱は高温でサッと。春巻きの皮が色よくなったらもう出来上がりです。
・新キャベツ‥‥‥‥‥‥‥‥1/6玉
・カニカマ‥‥‥‥‥‥‥‥‥3本
・春巻きの皮‥‥‥‥‥‥‥‥3枚
・サラダ油‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・マヨネーズ‥‥‥‥‥‥‥‥適量
・梅ペースト‥‥‥‥‥‥‥ 少々
1. 春キャベツをざく切りして軽く塩を振っておき、水が出てきたら手で絞る。
2. 春巻きの皮に1とほぐしたカニカマを乗せ、水か水ときの小麦粉を付けながら春巻きの形に巻いていく。
3. 2を180度のサラダ油で、色良くなるまでカリッと揚げる。マヨネーズに梅ペーストを少々混ぜ合わせたディップをつけていただきます。
キャベツは細い千切りよりも、ザクザクとした厚めのカットの方が食感を活かせて美味しく仕上がりますよ。
生でも食べやすい新キャベツの風味や栄養を損なわないように、短い加熱でサッと仕上げるのもポイントです。
初夏の胃腸に天然のキャベジンが優しい、新キャベツの春巻き。ぜひお試しください。
山田直
ヨガ講師・自然食料理人。福岡県出身。写真学校卒業後、作家活動をしながら横浜でホテルサービス勤務。3.11の地震を契機に仕事を辞め、ヨガとマクロビオテックを学ぶ。後に、湘南のオーガニックレストランにてキッチンに入り、重ね煮と出会う。その野菜の美味しさ、味わいの違いに深く感動。学びを深める。現在は、東京、横浜、湘南エリアにてヨガ講師の仕事ヨガをメインに活動し、イベント、ワークショップにて、重ね煮やオーガニックの料理を伝えている。全米ヨガアライアンスRYT200認定ヨガ教師/クシマクロビオティックLevel2修了/ヒツジナヨガ主宰
2025-06-07T09:12:20Z