お腹が空いて「ぐぅ~」と鳴ると、「お腹の時計が鳴ってる」と言われることがありますが、身体の中の体内時計というのは実際に存在しています。
24時間という時計に寄り添うように、体内時計も同調しながら働いてくれているのです。しかし、お休みだからと好きなだけ起きて好きなだけ寝て、だらだらお菓子をつまんだり……といつもとは違う生活リズムをしていると、最初はなんだかとても贅沢な気持ちになりますが、次第に眠りが浅くなったり、余計に身体が疲れたような、そんな経験はないでしょうか。
体内時計のずれによって、睡眠や覚醒のリズムが後ろ倒しになり、お休みが明けてもなかなか元に戻すことが出来なくなってしまうと、実は睡眠障害のひとつ、「概日リズム睡眠障害」と呼ばれる状態になってしまう可能性が大。日中活動したい時間に強い眠気や身体の不調が表れだし、不登校や就労困難に繋がることもあるのです。
体内リズムの調整能力は1~2時間が限界! いつもより2時間以上、生活のリズムがズレないように心掛けながら、お休みを楽しみましょう。
アイスコーヒーやエナジードリンク、ビールなど、冷たい飲み物が最高に美味しい季節ではありますが、摂りすぎには注意していきたいです。特に、カフェインが含まれているもの、かつ冷たい物は、温かい飲み物と比べてもカフェインの効果が長くなり、5~6時間程度の影響が出るといわれています。飲むのを止めるとなると、別のストレスがかかってしまい、我慢をすることになりますが、『時間を選ぶ』または『ノンカフェイン』という選択も、睡眠の質を向上させるには大変重要です。
入眠の仕組みは、身体の奥の体温(深部体温)が手足の指先から放出されることで、睡眠の導入を促してくれます。下半身の巡りを良くしながら、スムーズに熱を手放せる状態にしていきましょう。
1、両ひざを立てて、仰向けになります。お布団の上でもOKです。
2、右脚を持ち上げて、膝裏を両手で持ちます。まずは足首を回していきましょう。ゆっくり大きく、足首の硬いところをほぐすように行っていき、反対回しも行います。
3、指先もグー・パーしながら、足指の付け根をほぐすように動かしていきましょう。
4、次からは呼吸に合わせていきましょう。一息吐いて、息を吸いながら膝を軽く曲げます。吐きながら、じんわりと膝裏が伸びているな~と思うところまで、伸ばします。
5、肩に力が入らないところまで、また回数を重ねるにつれて徐々に変化していく、脚の裏側を観察しながら続けてみましょう。
6、脚を入れ替え、反対側も行ってみてください。
岩﨑奈緒子
11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。
2025-07-26T12:24:10Z