そのまま放置してもいいことなし!〈たった10秒〉隙間時間でサクッとできる首こり解消ストレッチ

首こりを放置することで起こる不調

首のこりをそのままにしておくと、頭痛や吐き気、めまいが起きやすくなります。また、首には自律神経が通っているので、首のこりによって自律神経の乱れも招きやすくなると言われています。夜なかなか寝付けない、動悸や息切れをするようになったなんて方は、首こりが根本の原因かもしれません。

さらには、集中力を低下させてしまう場合もありますし、現代病ともいわれるストレートネック頚椎症・頚椎椎間板ヘルニアといった生活に大きな支障をきたす症状になる可能性もあります。

首こりが原因で起こる不調とは

以下のような症状がありませんか?

● 首や肩の痛みや重さを感じる

● 頭痛が起きやすい

● 吐き気やめまいなどを引き起こす

● 手のしびれや倦怠感

上記当てはまる症状がある方は、首まわりの筋肉が凝り固まっている可能性があります。「一時的なものだから」とスルーせず、ご自身の状態に目を向けていきましょう。

【たった10秒でOK】首こり解消ストレッチ 

今回ご紹介するストレッチは、写真ではヨガマットの上でストレッチしていますが、ヨガマットを持っていない方や用意が面倒だと感じる方は、ヨガマットを敷く必要はありません。椅子やソファに座りながらでOKです。

スマホやPCを見る時間はなかなか変えられないから仕方ない…と諦めてしまうのはまだ早いです。デスクワークの合間、ソファでテレビやスマホを見ているちょっとした隙間時間を活用して、ストレッチを行いましょう。

<やり方>

1)楽な姿勢で座り、背筋が伸ばす

2)両手の指を体の後ろで組み、右の腰に沿えて、息を吐きながら頭を左に倒す。まぶたを閉じれる方は閉じ、深い呼吸を5回行いましょう

3)頭を左斜め前に倒し、首の後ろ側を伸ばしながら3回深呼吸をする

4)ゆっくり元の体勢に戻り、手を反対の腰に置き、反対側も同様に行う

5)3回深呼吸を終えたら、ゆっくり頭を元の位置に戻す

リラックスしながら、深い呼吸とともに行うのがポイントです。長時間集中しすぎてしまう方は、1〜2時間おきにこのストレッチを取り入れて、首まわりをほぐしてあげましょう。

古賀奈津美

商社のサラリーマンをしていた頃に運動不足解消のために始めたヨガと出会う。ヨガを始めて半年後にRYT200を取得。週末のみ活動するインストラクターから、フリーランスのヨガインストラクターへと転身。常温ヨガ、ホットヨガ、溶岩ヨガなど様々なスタジオで指導。パークヨガやビーチヨガのイベントも実施。現在はオンラインヨガ・児童館にてママ向けヨガを実施中。RYT200取得/ヨガ解剖学基礎講座修了

2025-07-04T11:09:51Z