気温が低くなると体がこわばります。体がこわばると、筋肉が緊張し、血流が悪くなり、老廃物が溜まりやすくなってしまいます。そして、溜め込んだ老廃物が神経を刺激し、肩こりとなって表れるのです。
①正しい姿勢の維持
デスクワークや家事、スマホを見ている時など、長時間同じ姿勢になっていませんか? そもそも人間の頭の重さは4〜6キロ。うつむいた姿勢でスマホを見ているときなど、首の角度が変化するたびに、首にはどんどん負担がかかっています。そんな重い頭を支えていると、首だけでなく肩や体全体に負担がかかり、筋肉が緊張してしまうのです。
同じ姿勢が長時間続いたときは、一度手を止め、少しの時間でも体を動かすようにしましょう。同時に、首が前に傾いていないかなど、常に正しい姿勢を意識することも大切です。
②体の緊張を緩める
正しい姿勢を意識しているつもりでも、どうしても体は強張ってしまうもの。1日1ポーズでいいので、体を緩める動きを日常に取り入れてみてください。
体の強張りをゆるめる「ネコの伸びのポーズ」です。このポーズには、肩こり改善のほか、背中のストレッチ、二の腕引き締め、リラックスの効果もあるので、ぜひ続けてみてくださいね
1. 四つん這いになり、両手は肩幅より広く開きます。そのまま手を前にどんどん歩かせましょう。
2. 可能であれば、胸を床に近づけます。
3. さらにできる人は、おでこかあごも床に近づけましょう
4. 姿勢をキープして3〜5呼吸行います
【ポイント】
・脇の伸びを感じましょう
・肩が上がらないように、耳と肩を遠ざけます
・お尻は斜め上に引き上げます
Remi
医療施設の顔ヨガのクラス、瞑想アプリの制作・ナレーション、企業向け講座、メディア出演など多岐に渡り活動中。ヨガに関する資格を多数保有、丁寧なガイドとポーズ調整で、10代から90代までの幅広い世代に、心身のリフレッシュの時間と変化を届けている。また、自身が過去に心身の不調を感じた経験から、ヨガ以外にも健康のための食事指導や睡眠改善指導、日常に取り入れられるように、生活習慣を共に見直すことを目標に活動をしている。
2023-11-20T11:15:14Z dg43tfdfdgfd