足首が硬くなる原因の一つに、足首を動かす筋肉が硬くなり関節が動きにくくなることがあります。足首を動かす筋肉は以下の通りです。これらの筋肉が硬くなると、足首を曲げたり反らしたりしにくくなります。
・腓腹筋(ひふくきん)…ひざ関節をまたぐようについている筋肉。足首を伸ばす際や、ひざを曲げる際に働く。
・ヒラメ筋…ひざ関節の下から足首の関節をまたいでついている筋肉。腓腹筋と同じように、足首を伸ばす際に働く。
・前脛骨筋(ぜんけいこつきん)…スネの骨から足の骨の内側についている筋肉。足首を反らす際に働く。
足首の動きがスムーズになることのメリットは、以下の通りです。
・怪我の予防につながる…足首の関節は、歩いたり走ったりする際に、地面から受ける衝撃を吸収するクッションのような役割をしています。足首が動きやすくなることで、怪我の予防ができます。
・冷えやむくみが改善する…足首を動かしているのは、第2の心臓と言われているふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉を動かすことで、巡りが促され、冷えやむくみの改善につながります。
硬くなった「腓腹筋」と「ヒラメ筋」をほぐすストレッチをご紹介します。
①正座の姿勢から、左ひざを立てます。右ひざより、左の足先が出ないように調整しましょう。
②両手を前に伸ばし、上半身を前に倒します。左かかとが浮かないところまで倒しましょう。
③呼吸をしながら30秒ほどキープをします。反対側も同じように行なってください。
上村ゆい
精神保健福祉士・社会福祉士の国家資格を持つヨガインストラクター。精神科勤務・飲食店・美容部員・農業など幅広い職種を経験し、2017年からフリーランスのヨガインストラクターとして様々な場所でレッスンをする。2019年から古民家を借りて、ヨガ教室を主宰。2021年からトータルビューティを学べるオンラインサロンを開設。どちらかというと身体が硬めのヨガインストラクター。
2025-03-12T12:53:45Z