そばやうどんは消化しやすい半面、「冷たい」「糖質中心」「単品で済ませがち」と、夏バテリスクを抱えた食事スタイルに陥りがち。特に冷たいままツルっと食べる習慣は、胃腸の働きを鈍らせ、自律神経の乱れを招きます。しかも、そば・うどんだけではたんぱく質・ビタミン・ミネラルが大幅に不足。「疲れが取れない」「ずっと眠い」「体がむくむ」──それ、実は“冷たい麺バテ”かもしれません。
「野菜も食べなきゃ」と思って、冷たい麺にトマトやレタスを添える人も多いですが、実はこの組み合わせ、胃腸には負担が大きいんです。
→ 結果、消化力の低下・倦怠感・食欲不振につながることも。
そばは比較的GI値が低く、疲労回復に◎なルチンも含まれますが、たんぱく質が少ないのが弱点。おすすめのちょい足しは、温性で消化を助ける「ねばねば食材」×うまみのあるたんぱく質。
冷たくても“温める力”を持つ食材で、内臓を守りつつ栄養チャージできます。
うどんは体を冷やしやすい「陰性食材」。そこに陽性の香味野菜や酸味を加えることで、バランスが整います。
特に梅干しは、疲労回復成分“クエン酸”の宝庫。塩分+酸味で、汗によるミネラル消失を補う優れものです。
冷たい麺だけではなく、常温の食材や温かい副菜をセットにするのが理想的。
この“温冷ミックス”が、実は夏バテ知らずの食べ方のコツなんです。
夏は“なんとなく冷たい麺”で済ませがちですが、ちょっとした食材の工夫が、体のだるさや疲労感を左右します。手軽なうどんやそばこそ、ちょい足しで栄養と巡りを補うのが正解。整った食事で、夏バテ知らずの一日を過ごしましょう。
厚生労働省「e‑ヘルスネット」
農林水産省「旬の食材で夏バテ予防レシピ」
農林水産省「夏野菜には疲労回復や食欲増進効果が期待できる」
『からだを整える食べ方』石原新菜著(アスコム)
管理栄養士。病院栄養士を7年経験後、食品会社で約15年間メディカルサプリメントや機能性表示食品の商品開発責任者として従事。2児の母で、自身の妊娠と出産、離乳食作りの経験から母子栄養の研究を重ね、産前産後ママの栄養サポート、栄養相談、料理教室、レシピ提案、執筆、栄養学講座の活動を行っている。離乳食や調理の基本についてSNSでも発信をしている。
ヨガジャーナルオンライン編集部
ストレスフルな現代人に「ヨガ的な解決」を提案するライフスタイル&ニュースメディア。"心地よい"自己や他者、社会とつながることをヨガの本質と捉え、自分らしさを見つけるための心身メンテナンスなどウェルビーイングを実現するための情報を発信。
2025-07-29T09:24:15Z