自分ならできる!「自己効力感」をアップさせる秘訣とその驚くべき効果【精神科医が解説】

こんにちは!精神科医しょうです。「自己効力感」という言葉を聴いたことがあるでしょうか?自己効力感とは簡単にいうと、何か目標を達成をするときに「自分ならできる」このように認識できることを意味します。

今回はこの自己効力感について

1 自己効力感とは? 2 自己効力感を高めるメリット 3 自己効力感の高め方

この3つのポイントに絞って簡単に解説していきますね。

1 自己効力感とは?

冒頭で少し自己効力感について説明しましたが、具体例を出してもう少し詳しく説明しますね。

例えば、

「受験があり不安な気持ちもある、でも自分ならきっと乗り越えることができるはず」

「難しい仕事を任されたけど、きっと自分なら上手くこなせるはず」

このように、何かしらの目標を達成しないといけない立場になった時に「自分なら大丈夫、できる」と自分で認識できる事を自己効力感というんです。どうでしょう?自己効力感について、少し興味が湧いてきた方もいらっしゃるかもしれませんね。ではこの自己効力感を高めるメリットを紹介したいと思います。

2 自己効力感を高めるメリット

①自信が付く

自己効力感を高めることで目標を達成する回数が増えたり、困難な場面を乗り越える事ができる可能性をあげる事ができます。このような経験をする事で、自然と自信を付ける事ができるでしょう。そして自信が付くことで「きっと次もできるはず」と行動力も上がり、より好循環を生み出す事もできます。

②メンタルが安定する

目標を達成しないといけない時、達成できるか分からない時、どうしても不安やプレッシャーを感じてしまいますよね。その不安やプレッシャーから「メンタルが不安定になってしまう..」という方も少なくありません。ですが自己効力感が高いと同じ様な場面でも、「自分ならできる」とポジティブに捉える事ができ、不安やプレッシャーを減らす事ができるんですね。結果としてメンタルの安定につながると言えるでしょう。

ではそんな自己効力感を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?

3 自己効力感を高める5つのポイント

簡単に自己効力感を高める5つのポイントを紹介します。

①達成経験

これは分かりやすいかもしれませんね。自分が何かを達成したり、成功した経験のことです。最も大切な項目とも言えるでしょう。

②代理経験

これは自分以外の他人が何かを達成したり、成功したりすることを観察することです。成功体験を聴く事で「自分もできるかも!」と感じたそんな経験がある人も多いはず

③言語的説得

自分に能力があることを言語的に説明されることを意味します。「○○さんならできる」こんな風に声をかけてもらえると「私にもできそうかも..!」と思える事はありませんか?

④生理的情緒的高揚

ワクワクやドキドキといった気分の高まりのことです。例えばスポーツを見て、感動した後「自分も頑張ろう!」と自然と思える事がありますよね。

⑤想像的体験

これは、自己や他者の成功経験を想像することです。上手くできている姿や成功のイメージをすることで、「きっと上手くできるはず」そんな気持ちが湧いてくるでしょう。

このような5つのポイントを意識することで、自己効力感を高める事ができるはずです。

まとめ

今日は自己効力感のメリットや高め方について簡単に解説しました。自己効力感を急に高める事はなかなか難しいとは思います。ですがしっかりとポイントを意識し時間をかけることで、自然と自己効力感が高まっていくはずです。「あなたならきっと上手くできるはず..!」応援していますね。

精神科医しょう

普段は精神科医として働きながら、InstagramやvoicyにてHSP気質に関する発信も行なってます。総フォロワー7万人以上の方々に対し、「他人軸ではなく自分軸で気楽に生きられる」をテーマに発信中。自分軸になりたい方は是非、私の発信をのぞいてみてください♪書籍(https://www.amazon.co.jp/dp/4046060034)

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