内転筋とは、内ももにある大小内転筋、長短内転筋、薄筋、恥骨筋などの総称です。
これらの筋肉は、主に股関節を内側に閉じるような動き(内転)や内側に寄せる動き、歩く時に脚を後ろに引く時に使われます。内転筋は骨盤底筋を支えて骨盤の動きを調整する役割もあります。
硬くなると骨盤の動きが鈍くなり、歩き方や立ち方のバランスが乱れやすくなることも…。股関節を安定させて可動域を広げるためには、内転筋がガチガチにならないように、柔らかさを保つことが大切です。柔軟性が高まるとバランスが整うので、見た目はもちろん、巡りがよくなり、体の内側を整える効果も期待できます!
1)四つ這いの姿勢になる
2)骨盤の位置はそのまま、片足を横に出す
3)両手を肩より前の床につく
4)息を吐き、横に出した脚を伸ばしたまま、ゆっくりお尻を後ろに引く(10秒程度キープ)
5)お尻を前にスライドして股関節、内転筋を緩める
6)お尻を前後に動かす4~5の動きを5、6回程度繰り返す
7)脚を入れ替えて反対側も同様に行う
お尻を後ろに引く時は、背骨を伸ばしたまま行います。伸ばしたいところは内もも(内転筋)です。背中や腰が丸まってしまうと内転筋に効かせることができません。
前後の動きは小さくてもかまわないので、できる範囲でやってみましょう。ストレッチ効果を高めるポイントは呼吸です。気持ちの良い呼吸とともに、快適に動いてみてくださいね!
須藤玲子
2005年にホットヨガと出会い、その後様々なスタイルのヨガを経験。会社員を経てヨガインストラクターになる。現在は、都内を中心にスタジオ・オンラインにて活動中。リラックスからトレーニング系ヨガまで、静と動(陰と陽)のバランスを大切にヨガの指導を行う。ヨガと共にアロマのある暮らしも提案する。RYT200/フェイシャルヨガTTC/骨盤底筋トレーニングヨガTTC/リストラティブヨガTTC/陰ヨガTTC/NARDアロマアドバイザー/yuica日本産精油スペシャリスト
2023-03-17T10:06:08Z dg43tfdfdgfd