体を温めるためには、血液循環をスムーズにすることが大切です。そして血液を全身に送る役割をしているのは心臓です。しかし心臓だけでは体の隅々まで血液を送り出すには負担が大きいのです。そこで活躍してくれるのが筋肉ということになります。
筋肉には血液をポンプのように送り出す働きがあり、筋肉を使うことで体の隅々まで血液が行き渡り、体を温めてくれます。そして筋肉の中でも重要な役割を担ってくれているのが、第二の心臓と言われている「ふくらはぎ」です。ふくらはぎは、重力によって下半身に溜まったり、滞りやすくなってしまう血液を心臓へと戻してくれるポンプの働きをしています。
心臓から遠く離れたところにある脚の血液は、重力に逆らって心臓まで上がっていかなくてはなりません。そこで、ふくらはぎの筋ポンプ作用を使い血液循環をスムーズにさせる必要があるのです。
ふくらはぎは、血流だけでなくリンパ液を体全身に巡らせる役割もしています。ふくらはぎを動かすことで、下半身に溜まりやすい老廃物が流れやすくなるので、脚のむくみ改善や疲労回復にも繋がります。
①両脚を伸ばして床に座り、両手はお尻の後ろにつけて、体を後ろ重心にします。
②その場で脚をバタバタさせて、ふくらはぎを刺激します。
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中村優希
幼少時代から新体操に打ち込み、大学時代には日本一のチームに所属。会社員時代にヨガと出逢い、その後ヨガインストラクターへ。主宰のオンラインレッスンや板橋のヨガ教室の他、プライベートヨガや企業ヨガ等の出張クラスも行いながら、大規模イベントの講師、ヨガ雑誌などの監修やポーズモデルを多数務めるなど多岐にわたる。長年新体操やヨガで培った経験から、美しい姿勢や柔軟性を高める体の使い方なども伝えている。"心身が整いほぐれるレッスン"効果を感じ分かりやすい!と人気を集めている。Lani yoga主宰
2025-01-09T12:26:43Z