一日の充実度を上げ効率よく過ごす!アーユルヴェーダ的な予定の立て方

ドーシャは時間の流れも左右する!

アーユルヴェーダでは、 ”自然と調和した暮らし” という言葉をよく使います。これは、大自然に身を置かなければいけない、ということではなく、朝日が登ったら目覚め、夜になったら眠る、という自然の流れに合わせて過ごしていくという教えです。

私たちの身体や心は、「ドーシャ」という生命エネルギーで構成されており、個人の体質やセルフケアのポイントを見極める指標となるものがあります。実は、ドーシャは、人間の心身だけではなく、季節や時間、土地、年齢、食材、味、など私たちが生きていく中で、生活の周りにあるものにも存在すると考えられています。

一日のドーシャの流れを知ろう!

一日の理想的な過ごし方を「ディナチャリア」と言います。どの時間に、どういったことをするのがおすすめなのか、アーユルヴェーダでは教えてくれているのです。朝から夜までのドーシャの流れをご紹介しますので、今後の予定を立てる参考にしてみてください。

・2:00〜6:00ヴァータの時間

2時から日の出の96分前は、ヴァータ(風)の時間です。この時間に起きることが理想とされています。ただ、夏の日の出は早く、厳密に守ろうとすると4時前に起きなければなりません。ですので、一つの目安として6時頃までに起きることがおすすめされています。

また、朝は、前日までの食生活で蓄積された毒素が浮き出てくる時間とされ、浄化に適しています。朝起きたらお手洗いに行き排泄をして、舌みがきやオイルうがい、白湯を飲むなどして、体内に溜まっている毒素を、身体の外へ排出することに時間を使っていきましょう。

心の浄化にも適している時間のため、瞑想やヨガを通して、自分の内側を見つめる時間を過ごすこともおすすめされています。

・6:00〜10:00カファの時間

6時以降は、カファ(水)の時間です。この時間に起きると、身体の重だるさを感じたり、気分がスッキリしないことがあります。そして、眠気が残りやすいとも言われています。

消化の速度もゆっくりのため、朝ごはんは温かい和食など、消化に優しい食事を意識するようにしましょう。もし、お腹が空いていなければ、無理をして食べるのではなく、白湯やハーブティーなどのドリンクで済ませるという選択もできます。

・10:00〜14:00ピッタの時間

日中は、ピッタ(火)の時間です。集中力が高まる特徴があるため、仕事や勉強に励むことがおすすめされています。この時間に、集中したい作業や、大事な打ち合わせの予定を立てるといいでしょう。また、体温も上がり、消化力が最も高い時間です。季節や体調に合わせ、一日のメインの食事を、この時間にいただくようにしてみてください。よく、「食後に眠たくなってしまう」、「集中力が続かない」、というご相談をいただきます。これはお昼ご飯に、自分の消化力以上の食事をすることで、血流や神経系が胃腸を優先し、脳の働きが停滞してしまうためです。消化力が高い時間であっても、自分の体調に合わせ適量をいただくように意識してみてください。

・14:00~18:00ヴァータの時間

夕方は、ヴァータが高まり、疲れが出やすい時間です。日常を過ごしていて甘いものが食べたくなるのも、この時間ではないでしょうか。集中力が途切れ、疲れが出やすいため、ここではなるべく予定を入れ過ぎずに、少し休憩ができるといいです。温かいドリンクを飲んだり、軽いストレッチや、1分でも瞑想をするなどして、リフレッシュする時間を過ごせると、この後の時間を心地よく過ごしていくことができます。

・18:00〜22:00カファの時間

眠る前までの時間は、静かにゆっくり過ごしていきたいところです。消化力が最も弱い時間のため、なるべく早い時間に、軽めの夕食を済ませ、リラックスした時間を過ごしていくことがおすすめされています。お気に入りのアロマを炊いたり、ヨガや瞑想をするのもいいでしょう。寝る1時間前からは、デバイスをオフし、照明を暗めにして、副交感神経を優位にしていく意識をしてみてください。そして、今日一日を振り返り、「感謝していること」を一つでも思い浮かべいくと、心が穏やかになり、睡眠の質へも良い効果が働いていきます。

 

ちょっとしたことでも意識をするだけでも、一日が変わっていきます。

ご自身のライフスタイルの中で、できるところから取り入れていただき、一日の充実度を高めるヒントにしてみてください。

 

永田舞美

ヨガ・アーユルヴェーダ講師金融営業職に没頭する中で、ヨガとアーユルヴェーダに出会う。10代から悩みが絶えず、自律神経の不調だらけの自分が好きになれずにいた時期が長かった。自分の本質を知り、身体と心の心地よさに意識を向けて日々生活するようになってから、本来の自分でイキイキと過ごせていることを実感。この経験から、現代の生活に生きるヨガとアーユルヴェーダを伝え、「本来の自分を取り戻し、心地よく過ごす」ことをテーマに2021年10月に独立。1年間で約200名にアーユルヴェーダを指導。ヨガフェスタ2021への出演や、ヨガモデルとしての実績もある。ヨガ&アーユルヴェーダ朝活コミュニティの運営、アーユルヴェーダ講座、ライフスタイルカウンセリングの他、全国各地でリトリートイベントを企画主催。

2024-07-07T00:49:27Z dg43tfdfdgfd