ピラティスは筋肉を効率的に刺激しながら体幹(コア)を強化する運動です。ですので、ハードな運動が苦手な方でも取り入れやすいエクササイズの一つだと言えます。
ピラティスの負荷強度も様々ですが、今回は仰向けの姿勢でできる、ウエストを引き締めるためのポーズをご紹介します。仰向けで行うメリットとして、
仰向けポーズでは腹筋やインナーマッスル(体幹の深い筋肉)を効果的に鍛えることができます。これにより引き締まったウエストラインが自然と作られます。
仰向けトレーニングには体を伸ばしながら動く動作が多く含まれています。これにより、姿勢が改善されるだけでなく筋肉がスムーズに動くようになり、日常生活でも美しい動きを保てます。
他の激しい運動と違い、ピラティスは自分のペースで進められます。特に仰向けポーズはリラックス効果が高く疲れにくいため、継続しやすいのが魅力です。
ピラティスの動きは左右均等に筋肉を使うので、体のゆがみを整えやすく、見た目のスタイルアップにもつながります。
仰向けの姿勢でできるピラティスポーズは重力に逆らわずに動けるため、関節や筋肉への負担が少なく、動きのコントロールがしやすいのがポイントです。初心者でも始めやすい仰向けピラティスで楽しく、健康的なくびれを目指しましょう!
ピラティスを始めたばかりの初心者さんや運動が苦手な方でもできるポーズですので、ぜひ挑戦してみてください。
このエクササイズで腹筋を引き締め、股関節の柔軟性向上を目指します。
<やり方>
1)仰向けに寝て、両足をテーブルトップの位置(膝を90度に曲げる)に上げる
2)片手をお腹に当て、もう片方の手で反対側の太ももにタッチ
3)腹筋を意識しながらゆっくりとタッチ動作を繰り返す。タッチ後は元の位置に戻す
4)左右交互に動作を10回ずつ行う
このエクササイズを行う時は、腰を床につけたまま動作を行うのがポイントです。また、息を吐きながらタッチし、吸いながら戻す動きを繰り返し、呼吸を止めないようにしましょう。
このエクササイズで上腹部を引き締め、姿勢改善を目指します。
<やり方>
1)仰向けに寝て、膝を軽く曲げて胸に引き寄せるようにする
2)両手を伸ばして膝に向かって持ち上げる
3)上半身を持ち上げながら手を膝にタッチする
4)ゆっくりと元の位置に戻し、10~12回繰り返す
このエクササイズを行う際は、首に負担がかからないよう顎を引いて行いましょう。腹筋をしっかり意識してゆっくり動かすとより効果的です。
このエクササイズで腹斜筋を鍛え、体幹の柔軟性向上を目指します。
<やり方>
1)仰向けに寝て、膝を90度に曲げた状態で足を持ち上げる
2)両手を肩の高さで広げ、手のひらを天井に向ける
3)息を吐きながら、両膝を片側に倒す
4)息を吸いながら元の位置に戻し、10~12回繰り返す
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魚澄トモ
ヨガ講師・アーユルヴェーダセラピスト・グラフィックデザイナー。20代にデザイナーとして長時間のデクスワークが続き、身体を壊したことで、30代にヨガと出会う。ヨガで体調が良くなっただけでなく、それまで何をしても治らなかったO脚が改善し、気にしていた下半身が自然にスッキリ、更に精神的な豊かさも感じられるヨガに魅了されヨガ講師として活動開始。40代でアーユルヴェーダのを深く学び、体質別の食生活アドバイスを踏まえたストレスフリーのダイエットメソッドを考案。キレイに痩せるをテーマにダイエットヨガを発信している。
2025-01-06T12:25:37Z